草雲雀

今日の本は、葉室 麟さんの「草雲雀」です。

りり、りり、りり。
草雲雀は恋の歌をさえずっているそうです。
部屋住み身分の鬱屈した生活に彩りをと、庭にいた草雲雀を夫・清吾のために捕まえる妻・みつ。
捕まえられた草雲雀に自らの姿を見て不憫に思い、解き放つ清吾。
互いを想い合う控えめな感情表現。

年々こういう小説が好きになってきているようです。
そう思うと歳を重ねるのも悪くないのかもしれません。

物語は、筆頭家老の地位を狙う山倉伊八郎の用心棒を栗屋清吾が引き受けることから始まります。
朴訥で真っすぐな清吾と豪放磊落な伊八郎。
対照的な二人が力を合わせて目前の危難に立ち向かっていく。

やっぱり葉室麟さんの小説っていいです。



葉室麟が好きな人
誇りや矜持を持ててない人
未来への展望が閉ざされていると感じている人
にオススメです。


オススメ度
☆☆☆☆☆





theme : 読んだ本。
genre : 本・雑誌

tag : 葉室麟

黒書院の六兵衛

今日の本は、浅田 次郎さんの「黒書院の六兵衛」です。

勝と西郷の会談で、江戸無血開城が決められたあと。
てこでも動かぬ旗本がひとり。
無言で居座り続け御書院番士。
品格ある挙措と堂々たる威風は、「最後の武士」にふさわしい。
すべてをなげうって武士の良心を体現する成り上がり者の目的は。。

広告を見て読んでみたくなった本です。
江戸城に無言で居座る御書院番氏。
彼をめぐって周囲が翻弄されるさまが面白おかしく描かれています。

一気読みさせられましたが、最後に「ん?」って感じが残ってしまいした。
読後より、読んでいる最中がおもしろかったです。



幕末ものが好きな人
誇りや矜持を持てない人
やっかいな人に振り回されている人
にオススメです。


オススメ度
☆☆☆









tag : 浅田次郎

衝天の剣 島津義弘伝

今日の本は、天野純希さんの「衝天の剣 島津義弘伝」シリーズです。


島津義弘さん、好きなんです。
で、題名を見て思わず手に取ってしまいました。

九州征伐以降の話がメインです。
それ以前の話は「破天の剣」って本があったようです。
図書館で借りると、往々にしてこういうことがありますね。

義弘さんが、権謀術数の政に翻弄され苦悩する場面が多いです。
が、やっぱり戦場での大活躍には胸が躍ります。

関ケ原での家康と義久の暗闘が、面白かったです。
しかし、関ケ原の話は何度読み聞きしても新しい切り口があって興味が尽きません。



島津四兄弟が好きな人
生きにくい環境で迷っている人
関ケ原が好きな人
にオススメです。


オススメ度
☆☆☆☆






theme : 読んだ本。
genre : 本・雑誌

tag : 天野純希

我が名は秀秋

今日の本は、矢野 隆さんの「我が名は秀秋」です。


「秀秋」と見た時点で手に取ってしまいました。
おぼっちゃまで優柔不断で裏切り者の代名詞のような形で描かれる秀秋さん。
ドラマでも映画でも最後は気が触れて死んでしまうことが多いですよね。
そんな秀秋さんが主人公なんて、興味を持ってしまいました。

頭脳明晰、大胆で果断、家康すら恐れる才能あふれる若者。
今までの秀秋像とは違う、そんな秀秋さんが大活躍します。
実際のところはわかりませんが、こんな若武者大好きです。


正史ではない歴史ものが好きな人
小早川隆景が好きな人
関ケ原が好きな人
にオススメです。


オススメ度
☆☆☆☆







theme : 読んだ本。
genre : 本・雑誌

tag : 矢野隆

居眠り磐音江戸双紙

今日の本は、佐伯 泰英さんの「居眠り磐音江戸双紙」シリーズです。

シリーズ全51巻、完結しました。
人から借りて読み始めたんですが、楽しんで読み進めることができました。

磐音さんの人生、山あり谷ありです。
ワンパターンの繰り返しで結末はわかっているのですが、読んでしまいます。
安心して読み進められる、っていう本もいいものですね。
年をとって、趣向が変わってきたのかも知れません。
字が大きいのも読みやすったです。



勧善懲悪のお話が好きな人
時代劇が好きな人
安心して読書がしたい人
にオススメです。


オススメ度
☆☆☆☆









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