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戦始末

今日の本は、矢野 隆さんの「戦始末」です。

羽柴秀吉(金ケ崎)
馬場信春(長篠)
柴田勝政(賤ヶ岳)
堀秀政(小牧・長久手)
高橋紹運(岩屋城)
島津義弘(関ヶ原)
石田三成(関ヶ原)

名前を見るとと錚々たるメンバーですが、戦いの名称とセットで見れば
全て敗戦側として参加した面々となります。
そんな敗者、とくに殿軍となった者たちの戦い様を描いた作品集です。

若かりしころのエネルギッシュな秀吉、仕えるべく主を亡くした喪失感に中にいる信春。
言い訳や後悔に縛られる勝政、黙々と敗戦処理をする仕事人・秀政。
死を覚悟しても次世代に期待し晴れやかな紹運。
自らの戦場を探し求める戦人・義弘に、絶望的な状況で自分の生き様を見つめなおす三成。


感情移入できる武将もいれば、首をかしげたくなる人物もいる。
追い詰められ、絶体絶命の場面での人間の行動を想像させられました。
敗者目線での戦場を、これだけ並べられた作品ってめずらしいのではないでしょうか。
読後スッキリ爽快とはなりませんが、なかなかに得難い気分になるお話でした。


歴史に埋もれた人物が好きな人
勝者より敗者に感情移入してしまう人
一敗地に塗れたが復活を期す人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆☆☆




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theme : 読んだ本
genre : 本・雑誌

tag : 矢野隆

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