川あかり

今日の本は、葉室 麟 さんの「川あかり」です。


幼いころの体験から、藩で一番の臆病者と言われる藩士・伊東七十郎。
政争に巻き込まれ、刺客の密命を帯びて剣の達人と対決するのだが・・

この七十郎さんがとてもいい。
臆病なくせに、心の芯には誰にも負けない勇気を持っています。
身に付けた技を使えば勝てるかもしれない。
でも、卑怯なまねをするくらいなら、殺された方がまし。
震えるくらい怖いのに、自分の生き方を全うする。
命を賭けた場面で、こういう選択ができる人間になりたい・・
と思いますが、無理なのもわかっています。
でも、こういう勇気のある人間を素敵だと思い、応援できる人間には
なれるのではないでしょうか。


葉室麟さんの小説には、たくさんの魅力的な人物がいますが
私には、この七十郎くんがピカ一です。

読んでよかった、と思える小説に出会えるのは素敵なことですね。


不器用な生き方に悩んでいる人
遠回りをしても自分を大切に生きている人
臆病だけど勇気を持てるようになりたい人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆☆☆



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tag : 葉室麟 剣士

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