輪違屋糸里

今日の本は、浅田 次郎さんの「輪違屋糸里」です。


「壬生義士伝」に続く、浅田新撰組の第二弾です。
芹沢鴨暗殺までの新撰組を取り上げた小説です。
読むまでは、悪の権化のような印象しかなかった芹沢ですが・・
といった内容です。
女性の視点から描かれている部分も多く、今までの新撰組のお話とは
一線を画しています。

芹沢鴨は、やっぱり好きになれませんでしたが、面白かったです。
「壬生義士伝」のように泣けて泣けて仕方がないようなお話ではありませんが
じっとりと後に残る印象です。


浅田新撰組の総司が好きです。
司馬遼太郎さんの総司もいいのですが、こっちの総司もいいですね。

ざくざく。
ざくざくざく。
ざくざく。

胸が苦しくなる描写がたくさんありました。



新撰組が好きな人
浅田さんの新撰組が好きな人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆☆☆



輪違屋糸里(上)輪違屋糸里(上)
(2012/09/20)
浅田 次郎

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フリーター、家を買う。

今日の本は、有川 浩さんの「フリーター、家を買う。」です。


そうです、ご想像の通りです。
テレビドラマを見て、読んでみたくなり手に取りました。
ドラマとは、幾分雰囲気が違いますが、とっても読みやすくて面白かったです。

「そんな急に性格変わるか?しかもいい方に。」
というような突っ込みは随所に入れたくなりますが、
それでも、この主人公のように変われたらなぁ、と羨ましくなる場面も多々あります。

とっても素敵な気分になれる本だと思います。


有川 浩さんが、女性だったとはつい最近まで知りませんでした。。


楽しい話が好きな人
楽な気分で読める本をお探しの人
ハッピーになりたい人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆☆☆





フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)
(2012/08/02)
有川 浩

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最愛

今日の本は、真保 裕一さんの「最愛」です。


実はこの本を読むのは2回目です。
途中までは、もしかして読んだことあるのかな、というような感じだったのですが
最後まで読み終わった後に、読んだことがあることに気づきました。

一回目のとき、あまり強い印象が残らなかったから、こんなことになるのでしょうか。
今回読み直しても、ものすごく面白いとは思いませんでした。

ただ、一人称で進められ読みやすかったため、最後まで読んでしまいました。
うーん、真保さんの本の中では、それほどおすすめしたい本ではありません。

暗い暗~いお話です。


暗い話が好きな人
真保 裕一さんが好きな人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆



最愛最愛
(2007/01/19)
真保 裕一

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英雄の書

今日の本は、宮部 みゆきさんの「英雄の書」です。


宮部みゆきさんのファンなので、期待して手に取りました。
読後の感想ですが、重かったです。
全編灰色のイメージが強く残っています。
うーん、面白くないわけではないのですが、物語の世界観のようなものが
何かしっくりこない感じが最後まで抜けませんでした。
もう一度読みたくなる作品ではないような気がします。


ファンタジーが好きな人
宮部みゆきさんが好きな人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆



英雄の書(上) (新潮文庫)英雄の書(上) (新潮文庫)
(2012/06/27)
宮部 みゆき

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植物図鑑

今日の本は、有川 浩さんの「植物図鑑」です。


甘い甘い恋愛小説です。
恋愛小説は基本好きではないのですが、表紙に釣られて手に取りました。
期待通り、いやそれ以上に楽しめました。


連作小説となっています。
毎回野に咲く花や草の名前が出てきます。
植物に興味がなかったので、初めて見聞きするものばかりでした。
途中、ちょっとマンネリ気味かな、とも感じましたが
最後まで読んで、この小説が好きになりました。


『別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。』
川端康成の言葉だそうです。


恋愛小説が好きな人
植物が好きな人
ベジタリアンの人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆☆




植物図鑑 (幻冬舎文庫)植物図鑑 (幻冬舎文庫)
(2013/01/11)
有川 浩

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灰色の虹

今日の本は、貫井 徳郎さんの「灰色の虹」です。


冤罪ものでもうひとつ。
読み手は冤罪であることが最初からわかっている物語です。
冤罪によって人生を狂わされた人物が、その原因を作った人物に
ひとりずつ復讐を遂げていくお話です。

冤罪の犠牲になった人、冤罪を作り上げた人、復讐の犠牲になった人
また復讐者を追う警察官。それぞれの人物像がじっくりと丁寧に描写されています。

爽快な読後感は得られませんが、自分がいつどの立場の人間になるかわからないという
恐怖も感じます。

どの人物に感情移入するかで、印象が変わってくるお話かもしれません。

個人的には、最初に出てくる刑事さんがどうもいただけません。
あんな人に取調べられたら、思わず自分がやったことにしてしまうかも。。


裁判官に興味がある人
裁判員裁判に興味がある人
検察官に興味がある人
警察官に興味がある人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆☆☆



灰色の虹灰色の虹
(2010/10)
貫井 徳郎

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火の粉

今日の本は、雫井 脩介さんの「火の粉」です。


気を取り直し、今日は面白い本です。
裁判官として自分が無罪判決を言い渡した人物が、隣に引っ越して来て・・
といった内容です。

怖かったです。
裁判員裁判が始まった今となっては、自分がその立場になるかもしれないと思うと
さらに怖くなります。
人の善意って、押し付けられるとそれだけで、なんか嫌な感じになりますもんね。
その善意の人が、もしかして・・って想像するだけで怖くなります。

自分のまわりにいる人に似ている人が出てくるかもしれませんね。


裁判官に興味がある人
裁判員裁判に興味がある人
夢を追いかけ続けている人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆☆☆


火の粉 (幻冬舎文庫)火の粉 (幻冬舎文庫)
(2004/08)
雫井 脩介

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李世民(上)玄武篇

今日の本は、塚本 青史さんの「李世民」です。


「中国史上最高の名君」といわれる唐の太宗を描く大作です。
最高の名君というコピーに誘われて読みました。
唐の太宗・李世民という人物を歴史の教科書でしか知らなかったので
興味があり上下巻とも読破しました。

・・・しんどかったです。最後まで読みましたが、面白くなかったです。
李世民以外に印象に残る人物は出てきませんでしたし、そもそも李世民自体に
感情移入できず、単に教科書の人物伝を読んでいる感じでした。

面白くない本は、たいてい最後まで読まないのですが、なんとかがんばって読みました。
めずらしく、もっと他の本を読めばよかったかな、と思った本でした。



中国史に興味のある人
李世民が好きな人
にオススメ・・・かな?



オススメ度



李世民(上)玄武篇李世民(上)玄武篇
(2012/12/26)
塚本 青史

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