「陸王」

今日の本は、池井戸潤さんの「陸王」です。

百年続く老舗の足袋メーカー。
老舗ながら従業員20名ほどの零細企業。
生活様式の変化により年々市場が小さくなる足袋業界。
毎月の資金繰りにも悩まされ、銀行にも見下げられる現状。
四代目の社長がジリ貧の業績を打破すべく新規事業に乗り出すのだが。。


期待を裏切らなず、スカッとするお話です。
中小企業の経営者が、大企業や銀行相手に立ち向かう。
次から次へ襲い掛かる困難も知恵と勇気で解決。
ものづくりにかける情熱とプライド、こういう話好きなんです。
プロジェクトXみたいで、今の時代には受けなさそうな話ですが
売れているところを見るとそうでもなさそうです。
こういうストーリーが売れる日本に生まれてよかったです。

ヘタうつとブラック企業って言われそうな会社ですけど。


仕事にプライドを持って打ち込んでいる人
仕事にプライドを持てない人
中小零細企業で働いている人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆☆☆






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genre : 本・雑誌

tag : 池井戸潤

教団X

今日の本は、中村文則さんの「教団X」です。

自分の元から消え去った女を追ううちにたどり着く謎の二つの教団。
解放的なゆるい教団と閉鎖的なカルト教団。
対照的な二人の教祖の生きざまと教義が交錯し、この国を根底から揺さぶり始める。

宗教、哲学、戦争、量子学、SEX。
いろんなものがごちゃまぜになって、教祖二人の対照的な教団を浮き彫りにされていきます。
ひとつひとつの哲学なり体験なりは面白いのですが、全体として見るとなんだか「?」でした。
長い長い物語ですが、読み終わってみるとちょっと物足りない、そんなお話です。
量子学の部分は、わかったようなわからないような。
ちょっと勉強してみようかな、って気になりました。(しないでしょうが)





宗教に興味がある人
戦争体験と理性に興味のある人
生き方に悩んでいる人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆







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genre : 本・雑誌

tag : 中村文則

PK

今日の本は、伊坂 幸太郎さんの「PK」です。

中編小説の3本セットです。
どれも伊坂ワールド炸裂、感じでなかなか面白いです。
あまり物事を深く考えないで読める本です。

伏線の回収の仕方が相変わらずおしゃれです。

伊坂さんが好きな人
おもしろい小説が好きな人
ちょっと疲れている人
にオススメです。

オススメ度
☆☆☆☆




PKPK
(2012/03/08)
伊坂 幸太郎

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舟を編む

今日の本は、三浦 しをんさんの「舟を編む」です。


これも映画の宣伝を見て、手にとった作品です。
その割には、読んでいても映像の雰囲気が入ってきませんでした。


辞書作りにかかわる人たちの物語です。
辞書ってよくできてるなぁ、と日頃から思っていたのですが
作り手の苦労はハンパではないようですね。

仕事に対して徹底的にこだわる姿、好きです。
効率とか生産性とかよりも、もっと大切にしたいものがある、
そんなことを思い出せてくれる一冊となりました。



個人的には、西岡くんのくだりが一番好きでした。



辞書が好きな人
言葉が好きな人
仕事(労働ではない)が好きな人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆☆☆


舟を編む舟を編む
(2011/09/17)
三浦 しをん

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人生教習所

今日の本は、垣根 涼介さんの「人生教習所」です。

ひきこもりの休学中東大生、南米へ逃亡していた元ヤクザ、何をやってもダメな女性フリーライター。
―人生に落ちこぼれたと思っている人間たちが「人間再生セミナー 小笠原塾」に参加して。。
といったお話です。

小笠原の自然と歴史がふんだんに盛り込まれていて、
思わず行ってみたくなりました。

お話については、前半部はセミナーの内容も濃く、考えさせられることも多々あったのですが
後半になると、ちょっと息切れ、あるいは小笠原の島自体の紹介がメインになってしまったような
感じで、ちょっと残念でした。

それぞれの視点から語られる人物は、どれも魅力的に変わっていってくれて安心しました。


小笠原諸島が好きな人
南国が好きな人
人生に落ちこぼれたと思っている人
にオススメです。



オススメ度
☆☆☆☆



人生教習所人生教習所
(2011/09/30)
垣根 涼介

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